エポキシガラス|樹脂加工、プラスチック加工専門メーカーの日新電気株式会社

日新電気株式会社

エポキシガラス

ABS

エポキシ基を持つ熱硬化性樹脂である。エピクロルヒドリンとビスフェノールAをベースにした樹脂が多い。

特徴

1)硬化剤を使用する架橋タイプの樹脂である。
2)硬化剤の組み合わせによって、各種の性質をもつ樹脂ができる。
3)接着性、機械的な性質、電気的性質、化学的性質、寸法精度などにすぐれた性質を持つ。
4)強靭な樹脂から、可撓性にすぐれたものまで、幅広い樹脂が得られる。
5)ビオフェノールAとエピクロルヒドリンから合成されるエポキシ樹脂は、汎用品としてよく使用される。重合度の違いによって液状から高分子固形タイプまである。
6)特殊エポキシ樹脂は、硬化剤として特殊な機能を付加する硬化剤を使用している。難燃性、耐熱性、耐トラッキング性、可撓性などを付加した樹脂を作ることができる。
7)グリシジル型エポキシ樹脂は電気絶縁性がよく、耐トラッキング性に秀でている。

主な用途

電気・電子分野(IC基盤、プリント配線基盤、半導体の封止材、変圧器の注型硝子、コネクターカバー)
土木・建設資材(コンクリート補修材、床材、止水材、表面保護材。通路の補修材)
食品分野(清涼飲料缶の内部コーティング、缶詰用金属缶内部コーティング、食品用缶内部コーティング、食品缶内外面ラッカー)
塗料分野(船舶防食塗料、化学プラント防食塗料、パイプの内面塗装、自動車用ボディ電着塗料)
接着剤(各種構造接着剤、電装部品)
構造材(化学工業タンク、パイプ,給水塔タンク、自動車部品、樹脂型など)